朝会「交通安全について」

 本日の朝会では、子どもたちに交通安全についての話をしました。

「12月1日から10日まで、年末の交通安全県民運動が行われています。毎朝、皆さんの登校を、地域の方、お家の方、そして先生方が見守ってくれています。

  昨年は、愛知県内で、618人の小学生が、交通事故で大きな怪我をし、そのうちの一人が亡くなりました。小学生の交通事故は、自転車に乗っているときの事故が多いのが特徴です。自転車は、車の仲間ですから、さまざまな交通ルールがあります。特に、次の5つの交通ルールは守ってください。

①歩道を通るときは、歩行者優先。道路側を徐行。②暗くなったらライトを点ける。③2人乗り、並進は禁止。④信号を守る。交差点ではかならず止まって、安全確認。

  そして、5つ目、⑤ヘルメットをかぶる。 愛知県内の自転車に乗っていたときの交通事故では、10人に7人が、地面や車体に頭をぶつけたことが原因で亡くなっています。ヘルメットをかぶっていなかった人の命を落とす確率は、ヘルメットをかぶっていた人の6倍にもなります。ヘルメットをかぶっていれば、助かる命が数多くあったということです。

 愛知県では、10月から、自転車に乗るときの新しい交通ルール(愛知県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例)ができました。自転車を利用する場合は、大人も子供もヘルメットを着用するように努めなくてはいけません。自転車に乗るときはヘルメットをかぶり、交通ルールをしっかりと守って、皆さんの一つしかない大切な命を守りましょう。」

  10月1日に施行された「愛知県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」では、自転車を利用する場合は、自転車損害賠償責任保険などに加入することも義務化されました。ご家庭でも、ヘルメットの着用などの交通ルールについて、子どもたちとお話しいただければと思います。